展示会概要
会期:2025年8月17日(日)~9月11日(木)
会場:Park Hotel Tokyo 34F コリドーギャラリー
<プロフィール&創作のルーツ>
Q1. 絵を描き始めたきっかけは?
幼少期から絵が好きで趣味程度に続けていましたが、20代で出会ったウミウシの写真集『不思議ないきものウミウシ』(今本淳氏)に心奪われ、本格的に“ウミウシ作家”として活動をスタート。形や色彩、生態の美しさに魅了され続けています。祖母の書家としての活動も、筆や色彩への感覚に大きな影響を与えてくれました。
Q2. 制作で大切にしていることは?
「ウミウシやその生息環境を、どこまで描き崩すかの塩梅」を最重視。リアルな質感と幻想的なフォルムの間に、自分らしいニュアンスを宿すことを心がけています。

<「和モダン」へのアプローチ>
Q3. 今回の作品で「和モダン」はどう表現しましたか?あなたにとって「和モダン」とは何ですか?
・日本文様+ウミウシというモチーフの多様性を掛け合わせました。
・「古人が作り出した日本文化に、今を生きる私たちの解釈を混ぜ合わせる」—これが私なりの「和モダン」です。
Q4. 特にこだわったポイントは?
浮世絵の空を想起させるグラデーション、そして伝統的な文様と生物モチーフの新しい出会いをぜひ会場で感じてほしいです。
<MOTTO ARTコンセプトとの重なり>
Q5. 「インスピレーションで脳を癒して、アートをモットおもしろく」をどう感じましたか?
「癒す」という表現がとても新鮮で、作品制作で得られる達成感は「脳が喜ぶ感覚」に近いと感じました。
Q6. 制作中、脳が癒される瞬間は?
思い描いたイメージがひとつひとつ可視化されていく喜びが、そのまま“癒し”の感覚に繋がりました。
<Park Hotel Tokyoという特別な舞台で>
Q7. 特別な空間で作品を展示する想いは?
「日常ではない特別な空間で、訪れた人の良き思い出の一部として記憶に残してもらいたい」と願っています。
―石橋萌
ウミウシの繊細な美しさと、日本の伝統文様が織りなす新たな視覚体験。Park Hotel Tokyoでの展示で、ぜひ“和モダン×ウミウシ”の世界に浸ってみてください。